日本の民間金融機関で預金を取り扱う機関は、普通銀行・長期金融機関・中小企業金融専門機関・農林漁業金融機関がある。「お金を預けるところ!」って言っても、4種類に分かれている。この「中小企業金融専門機関」の中でも、信用金庫、信用組合、労働金庫、商工組合中央金庫と分かれているのだそうだ。
正直、信用金庫と信用組合は言い方が違うだけで同じ物かと思っていた。今回この記事を書くために、調べてみたら違うらしい。しかし、何がどのように違うのか……全く説明ができないが、とにかく違うのだ。
イメージキャラクターも別々
全国の信用金庫・信用組合に女優さんなどのポスターが貼ってあるところを見たことあるなぁ、という人も多いと思う。これは全国統一のイメージキャラクターで信用金庫と信用組合で違う人を採用している。
近年の全国統一信用金庫イメージキャラクター
- 菊池麻衣子(1993年から2006年)
- 原田夏希(2006年から2013年3月)
- 有村架純(2014年から2018年3月)
そして、2020年10月現在は咲坂実杏さんが、2018年からイメージキャラクターを務めている。
一方、全国統一信用組合イメージキャラクター
- 遠藤久美子(1998年から2006年)
- 本仮屋ユイカ(2006年から2017年)
なお、遠藤久美子さんは「しんくみ」というキャラだったらしい。彼女の「エンクミ」から採用されたんだろうなぁ、と容易に想像ができる。合っているかはわからないけど。
厚木信用組合
厚木信用組合のポケットティッシュラベルを持っていた。酒井法子さんが信用組合のイメージキャラクターだったのは1994年ころだ。夏のボーナス商戦に一役買っているラベルだ。麦わら帽子とサングラスで大きなスイカに入っている。ラベルから夏真っ盛りがあふれ出ている。
摘んだお花を束にして持っている。定期積金だから摘んだお花なのかもしれない。違うと気がしないでもないけど。
そんな、1994年に信用組合イメージキャラクターだった酒井法子さんは、そのあといろいろあって、このラベルの厚木信用金庫は2001年に破産宣告。その後、平塚信用金庫に経営譲渡されている。
ちなみに2020年10月現在の信用組合イメージキャラクターは藤野涼子さん。2018年から務めているとのことだ。できればどこかの信用組合のポケットティッシュを入手したいものだ。