メガネ!メガネ!メガネ!

昔話をしたいのです。自分が中学2年生の多感な頃、目が悪くなった。勉強にしすぎで有ればそれなりの結果が伴うと思うが、結果が見えないのでただただ目が悪くなっただけだと思う。そして、眼鏡に憧れがあった。「目が悪くなった」のにちょっと嬉しかったのだ。

で、親に連れられて眼鏡屋さんへ。詳細な数字は覚えていないが一式で30,000円位した記憶がある。30,000円……申し訳ない気持ちで今もいっぱいだ。

そんな14歳くらいから自分は眼鏡とともに生きている。一度もコンタクトをしたことがない。起きて眼鏡をして、寝る前に眼鏡を外す。そんな毎日を繰り返している。しかし、いつの間にか眼鏡の価格が下がっていた。

フレーム、レンズ、ケースで5,000円から眼鏡が作れるのだ。30年前の6分の1の価格になっている。しかも、30年前は視力を測ってから眼鏡を手に入れるまで1週間はかかったが、今日では30分ほどで受け取れる。革新的に進化していると言っても良い。


少し前に酔っ払って眼鏡を紛失した。朝道ばたで起きたら目の上から眼鏡だけ無くなっていたのだ。「眼鏡は顔の一部でーすー」という有名な歌もあるのに眼鏡を持って行くなんてと思ったが、財布と鞄を持って行かなかったので、そこは純粋にありがとうと感謝した。とはいえ、視力が良くないので眼鏡がないと不自由である。しかし、今の時代30分で眼鏡を作ってくれる。眼鏡屋さんが開くまで待って開店と同時に視力測定。すぐに視力を取りもどした。

自分は眼鏡が無いと本当に生活に支障がある。その割に酔っ払って無くしてしまうことが多い。眼鏡が安くなったと喜んでいないので、きちんと眼鏡に感謝をして日々過ごそうと思うのである。